プジョー・シトロエンは24日、世界的な金融危機の影響で、ことし10月から12月の販売台数が西ヨーロッパを中心に17%落ち込むことが予測されるとして、今後、12月にかけて、フランス国内の5か所の工場に加えて、スペインにある工場を最大で2週間程度閉鎖すると発表しました。
また、ルノーも、販売台数の落ち込みに伴い、ヨーロッパでの生産台数を20%削減するため、国内6か所の工場を来週から最大で2週間閉鎖すると発表しました。これを受けて、車の部品を生産している世界最大手の鉄鋼会社「アルセロール・ミタル」も、フランスにある2か所の工場を来月中旬から2か月間、閉鎖することを決めました。
フランス北西部にあるルノーの工場前では、従業員およそ200人が早朝から座り込みを行い、工場の一時閉鎖の決定に抗議しましたが、プジョー・シトロエンとルノーの株価は、24日のパリの株式市場で15%前後の大幅な下落を記録しており、影響はさらに拡大するのではないかとの懸念が広がっています。
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