日産自動車<7201.t>のカルロス・ゴーン社長は25日、世界の自動車販売台数が2007年実績の6900万台に戻るには7年以上を要する可能性がある、と述べた。
ゴーン社長は経済会議で「この(2007年の)水準に戻るのに7年以上を要する可能性がある」と語った。
社長は「もしこれが単にリセッションによるものであれば、問題はそれほど大きくはないだろう。自動車は循環産業だ」とし、信用収縮と為替市場のボラティリティがリセッションによる悪影響を増幅している、と指摘した。
また、ゴーン社長は、09年は自動車販売の落ち込みが加速し、08年の6300万台から約5500万台になる可能性がある、とした上で、業界で「再編」が見込まれる、と述べた。
社長は「業界再編については疑問の余地はない」と述べたが、詳細には触れなかった。
社長は「世界の自動車販売のうち3分の2が消費者金融の融資によるものだ。われわれは世界金融危機の最大の被害者だ」と付け加えた。
ラベル: 2009年自動車ニュース
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