富士重工業が、同社初の箱形コンパクトとなる新型“デックス”を発表。11月13日に販売を開始した。
富士重工業は、2008年4月にトヨタ自動車、ダイハツ工業と開発・生産分野における協力関係を結んだが、その提携がかたちとなった初の商品がこの“スバル・デックス”である。デックスは、トヨタbB、ダイハツ・クーの姉妹車で、ダイハツ工業が生産を行い、富士重工がOEM供給を受けて販売する。
したがってクルマの基本設計は、bBやクーと同じ。違うのはフロントグリルやバンパー、前後のライト周りなど。グリルに輝く青い六連星マークからデックスであることがわかる。
インテリアは、フロントシートにベンチシートを採用。リアシートは6:4の分割可倒式で、通常の5人乗り状態のほか、後席の片側収納、両側フラット化など、シチュエーションにあわせてアレンジが可能。
またカップホルダーやフロントスピーカーリングにブルーイルミネーションを採り入れるなど、遊び心のある雰囲気に仕上がっている。
モデルバリエーションは、ベーシックな“1.3i”、オートエアコンやアルミホイールを装備する上級グレードの“1.3i-L”、エアロパーツやMOMO製ステアリングを装備するスポーティモデルの“1.3i-S”が設定される。
いずれのモデルも1.3リッターエンジンを搭載。最高出力92ps、最大トルク12.5kg-mを発生する。トランスミッションは4速AT。それぞれのグレードで2WDと4WDが選べるようになっている。
価格は、143万8500円から188万7900円。
ラベル: 2008年自動車ニュース
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