ポルシェは、2007/08年度の税引き前利益が引き続き増加し、前年度の58億5700万ユーロを大きく上まわる85億6900万ユーロとなったことを発表した。
ポルシェのニューモデルとなるパナメーラ、カイエン・ハイブリッド、ニューモデル向け低燃費エンジンなどの開発費の増加が収益に影響を与えているが、VW 株の取引価格の変化に対応してポルシェが行った株式オプション現金取引によってこの開発費は十分に埋め合わされたという。
また当報告期間のグループ剰余金(税引き後)は63億9200万ユーロに増加。分割調整後の1株あたり収益は普通株式1株あたり35.94ユーロ、優先株式1株あたり35.95ユーロとなっている。
一方、09年モデルで改良を受けた新型911の販売において、とくにダイレクト・フューエル・インジェクション(DFI)の低燃費革新技術、ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)の効果により、今年度(2008/09年度)についても同社は明るい展望を持っている。さらに近々市場に投入されるニューモデルが需要を刺激し、販売台数を下支えすると予想している。
ラベル: 2008年自動車ニュース
0 Comments:
Subscribe to:
コメントの投稿 (Atom)