F1コスト第1位はHONDA

HONDAの最新の計算によると、チームの年間コストはF1を戦うほかのどのチームよりも高かったようだ。

金額が莫大(ばくだい)だったことは疑うべくもないが、『Daily Telegraph(デイリー・テレグラフ)』紙によると、日本の巨大自動車会社であるHONDAはコンストラクターズ選手権8位に終わった2007年に 2億1,800万ドル(約211億3000万円)を費やしていたらしい。

チームのCEOであるニック・フライは先日、「トップチームの予算は3億ドル(約290億円)を超えている」と発言していた。

「HONDAのようなチームは(その支出に)耐えられるが、ほかのチームはそのレベルに到達できないと思う」とも語っていた。

同紙によると、スポンサーからHONDAへ支払われるのはそのうち1,000万ドル(約9億7000万円)にすぎず、残りの金額はすべて東京に本社を置く本田技研工業株式会社が担っている。

この莫大(ばくだい)なコストのほとんどがエンジン計画に費やされたが、チームで働く667人の人件費として支払われたのは、5,200万ドル(約50億5000万円)で、その平均年収は8万ドル(約776万円)だった。

テレグラフ紙はさらに、HONDAの2008年のコストはロス・ブラウン指揮の下に行われている2009年に向けた技術的な準備のためにさらに跳ね上がっているだろうと指摘している。

その一方で、570人のスタッフを抱えるトップチームのマクラーレンの年間費用は1億8600万ドル(約180億6000万円)だった。

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