トヨタは、今月25日まで米国・デトロイトで開催している『2009年北米国際自動車ショー』に新型プリウスを出展した。

 3 代目となる新型プリウスは、従来のエンジンシステムを90%以上改良し、ハイブリッドシステムのTHS IIを組み合わせた1.8リッターガソリンエンジンを搭載。また、優れた空力性能やランプ類のLED化による消費電力の低減などにより、世界最高レベルの燃費性能と2.4リッター車と同様の走行性能を実現したという。
 
 さらに、ユーザーのエコドライブサポート機能としてエコドライブモニターや車の制御を燃費優先にするエコモードスイッチや、ソーラーパネルで発電した電力で、室内の換気を行うトヨタ初のソーラーベンチレーションシステムを装備。そのほか、スマートキーのスイッチで車外からでもエアコン作動を可能にするリモートエアコンシステムを世界で初めて採用した。

 インテリアは、フロント席シートバックの薄型化やハイブリッドバッテリーの配置が変更され、従来モデルよりも広い室内空間を実現し、ラゲージ容量が約30 リットルに拡大した。また、障害物や対向車から衝突の危険を警告するプリクラッシュセーフティシステムの新設定に加え、SRSエアバッグやアクティブヘッドレストなど、クラストップの安全性能を追求した装備内容としている。

 発売は今年5月から日本を皮切りに、順次、世界各国での発売を予定している。


 

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