プジョー3008を世界初公開

 仏プジョーは、3月のジュネーブショーで、新型車“3008シリーズ”の市販モデルを世界初公開する。

 3008シリーズは、SUVとミニバン、それにハッチバックの中間に位置するとするクロスオーバーモデル。コンパクトなサイズでありながら広い室内空間を持ち、かつ優れた走破性を発揮するというのが自慢だ。

 エクステリアはモノフォルム形状を採り入れ、ボンネットとキャビンとをはっきりと分けない形状とした。

 インテリアは、荷室のフロアを3段階に調整可能とし、積載性の向上と同時に、リアシートとの完全なフラット化を実現した。荷室容量は、ラゲッジボードの高さまで荷物を積む場合で512リットル、シートを格納したフル積載時には1604リットルのキャパシティを持つ。

 走行性能については、機動性を高める“ダイナミックロールコントロール”や“グリップコントロール”を採用した。

 ダイナミックコントロールは、リアサスペンションの搭載される車体のロールを抑えるための装置。グリップコントロールは、マッド&スノータイヤとモード切替式のトラクションで構成される。モードは「標準」「雪道」「オフロード」「砂地」「ESPオフ」の5つを任意に選択でき、トラクションコントロールがそれぞれのモード(路面)にあわせて差的な作動を行う。これらの装備により、オンロードとオフロードそれぞれの走行性能を高めた。

 なお、3008シリーズは2009年中に発売が開始される予定で、2011年にはハイブリッドモデルの追加も予定されている。


 

 

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