ポルシェAGは、今年9月に発売を予定している4ドア・グランツーリスモ『パナメーラ』のインテリアコンセプトについて発表した。
『パナメーラ』のインテリアには、独立したシート空間を確保するセンターコンソールや低い着座位置など、4ドア・グランツーリスモの特徴を継承しつつユーザーが自由にカスタマイズするための様々なオプションが加えられている。
まず、シートには4種類のツートンカラーオプションを含む計13種類のカラーと素材のコンビネーションが用意され、要望に応じてカーボンなど計7種類のトリムの組み合わせを可能にしている。また、4ゾーンフルオートエアコンディショナーは、各座席の温度や風量、風向などをそれぞれ調節できるというもの。
さらに、フロントエアバッグを始め、サイドエアバッグやニーエアバッグのほかカーテンエアバッグを全席に標準装備したほか、リアリッドには4つのスーツケースが収まる収納スペースが設けられるなど安全性と快適性を両立した装備内容としている。
そのほか、『パメーラ』はグレードによって装備が異なっており、パナメーラS/4Sは、フロントに8ウェイ電動調節機能を搭載したエレクトリックコントロールシートが標準装備され、スポーティ性と快適性を両立している。また、独立した2つのリアシートは折り畳み式のセンターアームレストを搭載し、背の高い乗員でものびのび過ごせるレッグルームとヘッドルームを設定した。
パナメーラターボには、ランバーサポートとステアリングコラム電動調節機能を備えたコンフォートメモリーパッケージを組み合わせたエレクトリックコントロールシートが装備された。また、オプションとしてアダプティブスポーツシートやエレクトリックコントロールシートを装着したことで、リアシートポジションの電動調節を可能にしている。
ラベル: 2009年自動車ニュース