4月6日から7日にポールリカールサーキットで行われた、2009年FIA GT選手権の公式テストにGT1仕様のNISSAN GT-Rが初登場した。
2 日間の走行は大きなトラブルもなく、合計119ラップでテストを終えた。GT-Rは現行のGT1規則より改造範囲が狭い2010年規則適用のため、現行規則適用の車両とラップタイムの比較はできないが、1周5.842kmのコースで2分05秒447のベストタイムを記録した。
ドライバーのミハエル・クルムは、「順調にメニューをこなすことができた。ほかのクルマと一緒に走ったことでGT-Rの実力が分かり、今後の開発に大いに参考になりそうだ。クルマは12月のシェイクダウンからどんどんよくなってきているが、まだやらなければいけないことが残っている。これからステップバイステップで開発を進め、さらに競争力があるクルマに仕立てていく」と語った。
ニスモの2009年のFIA GTプログラムの目的は、2010年以降のFIA GT世界選手権に参戦するプライベートチーム用のレース車両を実践開発することで、5月3日の英国のシルバーストーン、6月21日ドイツのオッシャースレーベン、7月25日-26日ベルギーのスパ24時間、その他ヨーロッパでの1レースを加えた4戦に賞典外で出場する予定となっている。
ラベル: 2009年自動車ニュース
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