BMWは13日、ドイツ・フルダで開幕した「RETTモービルレスキュービークルショー」において、『X6』のレスキュー車バージョンを公開した。

コンセプトは、現場に急行できるレスキュー車。そのため、X6の最速グレード、「xドライブ50i」グレードがベース車に選択された。同グレードは、最大出力407psを発生する4.4リットルV8ツインターボを搭載。3月のジュネーブモーターショーで発表された「X6M」を除けば、X6の最速グレードである。

レスキュー車への変更に際しては、最小限の改造が施された。ボディカラーはシルバーで、遠くからでも目立つように、オレンジのデカールを装備。「NOTARZT」の文字は、シュトゥットガルト消防隊を意味している。

さらに、ルーフには青色LEDのフラッシュライトバーを装着。バンパーやグリル内にも、LEDフラッシュライトが追加されているのが確認できる。

すでにシュトゥットガルト消防隊には、ポルシェ『カイエン』のレスキュー車が配備され活躍中。BMWのX6もここに加わるとしたら、シュトゥットガルト消防隊にとっては強力な布陣となりそうだ。



 


 

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