ホンダは11日、ブラジルの二輪車・汎用製品の生産販売の子会社であるモトホンダ・ダ・アマゾニア・リミターダがフレックス・フューエル技術を搭載した『CG150 TITAN MIX』を3月中旬からブラジルで発売すると発表した。
このニューモデルは、二輪車として世界初となる、フレックス・フューエル技術「ミックス・フューエル・インジェクション・システム」を搭載した小型モーターサイクル。価格は、6340レアル(約27万円)からで、年間20万台の販売を計画している。
ミックス・フューエル・インジェクション・システムは、新開発の燃料供給・噴射制御システムの採用により、環境に優しいバイオエタノールとガソリンをフレキシブルに混ぜて使うことが可能と。この技術を搭載することで、CO2排出削減につながると同時に、顧客の燃料費用負担も軽減できる。
ブラジルの四輪新車販売に占める、フレックス・フューエル技術搭載車の割合は約90%と普及が進んでいるが、二輪車では今回投入するCG150 TITAN MIXが初となる。
ブラジルの2008年の二輪車登録市場は、約191万台で、このうちホンダは132万6000台と約7割のシェアを持つ。
ラベル: 2009年自動車ニュース
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