トヨタ自動車は、5月に全面改良して発売を予定しているハイブリッド車『プリウス』の最低価格を205万円程度とする方針を固めたと、朝日新聞が12日の朝刊で伝えている。
現行プリウスの価格は334万9500 - 233万1000円で、最低価格は30万円近く安く設定されることになる。
新型プリウスは、排気量を現在の1.5リットルから1.8リットルに増やし、車体もやや大型化される。2.4リットル車と同程度の走行性能を実現しつつ、燃費は38km/リットル程度に向上させる。
2月に発売されたホンダのハイブリッド車『インサイト』は、排気量1.3リットルと小型、装備も絞り込み、価格は221万 - 189万円と、その割安感から発売後約1か月の受注は1万8000台に上っているが、プリウスとの最低価格の差は15万円程度に縮まる。
後発のインサイトの販売が好調に推移していることから、トヨタは価格戦略を見直して対抗するものとみられる。
ラベル: 2009年自動車ニュース
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