プジョーは7日、欧州仕様の『407』に「HDi110」グレードを追加した。

407 シリーズは、2008年7月にマイナーチェンジを実施。内外装のリニューアルを行い、商品内容を向上させた。欧州仕様のディーゼルは2.0リットル直4の「HDiFAP」(140ps)がメインで、その環境性能は欧州複合モード燃費17.84km/リットル、CO2排出量150g/kmだった。

今回設定された「HDi110」グレードは、1.6リットル直4ディーゼル(110ps)を新搭載。環境性能は2.0リットルを大きく上回っており、欧州複合モード燃費20.39km/リットル、CO2排出量129g/kmは、クラストップの水準だ。

この優れた環境性能は、エンジン本体の効率アップのみならず、電動パワーステアリングのチューニング見直しなど、細かい改良で実現。タイヤはミシュラン製の低転がり抵抗タイプ、「エナジーサーバー」の205/60R16サイズを装着している。

407 HDi110の英国での価格は、1万8745ポンド(約278万円)。財布と地球環境に優しい新グレードの登場だ。



 

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