日産は、『GT-R』の2009年モデルが行なったニュルブルクリンクでの性能計測結果を発表した。
 
 『GT-R』は、2007年にデビューした同社のフラッグシップスポーツで、昨年の12月に年次改良を実施。トランスミッションの変速プログラムやサスペンションのセッティングなどを変更したほか、エンジンの最高出力も485psに向上している。
 
 これらの改良を受けた『GT-R』の2009年モデルは、今年4月にドイツ・ニュルブルクリンクサーキットで性能計測を実施。これまでの自己記録を大きく塗り替える、7分26秒70というラップタイムを記録した。
 
 同時に、『GT-R』オーナーを対象にしたロイヤリティプランを発表。2009年モデル以前の『GT-R』に対し、変速ショックの少ない最新の変速制御ロジックを無償提供するほか、2009年モデルのサスペンションセット、ブレーキパーツ、ホイール、『スペックV』のカーボンバケットシート、チタンマフラー、ホイール、リザーバータンクの販売を開始した。
 
 また、オーナーの車両維持費の低減を図るため、車両の使われ方に応じて油脂類の交換時期を延長。ブレーキパッドやタイヤなどといった消耗品の価格引き下げも行なわれた。


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