フィアットは3日、ブラジルでの現地生産台数が1000万台に到達したことを明らかにした。ベティム工場では、1000万台目となった『パリオ』を囲んで、工場の従業員がメモリアルを祝福した。

フィアットがブラジルで生産を開始したのは1976年。『147』が最初のモデルだ。1996年にはベティム新工場が稼動し、南米向け戦略車のパリオがラインオフ。1000万台は、第1号車の生産から33年で達成した偉大な記録だ。

現在、ベティム工場では乗用車、商用車合わせて15車種を生産しており、1日当たりの生産台数は3000台以上を数える。2011年からは新興国向けの低価格車も生産車種に加わる予定で、いっそうの増産が見込まれている。

フィアットはブラジルにおいて、フォルクスワーゲンやGMを抑えて、25.5%のトップシェアを維持。5月は6万0628台を販売している。


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