ボルボ・カーズ・ジャパンは、最新の安全技術『シティ・セーフティ(低速用追突回避・軽減オートブレーキシステム)』を、8月下旬に発売予定の『ボルボ・XC60』に搭載し、日本へ導入すると発表した。
  
 『シティ・セーフティ』とは、衝突事故の75%を占めると言われる市街地や渋滞などでの低速追突を予防、もしくは事故による被害を低減する安全技術であり、欧州では昨年末から、北米では今年始めから『ボルボXC60』に標準装備され、導入が進められていた。

 システムは、前方を警戒するレーザーセンサーと、ブレーキ&エンジンコントロールとを連動させたもので、クルマが追突の危険性を感知すると、ドライバーの急ブレーキに備えてブレーキをプレチャージ。万が一ドライバーが反応しなかった場合は、『シティ・セーフティ』が自動的にブレーキをかけ、同時にエンジン出力を抑制する。
 
 これにより、両車間の相対走行速度差が15km未満の場合は、追突を未然に回避。両車間の相対走行速度差が15km〜30kmでは、追突のダメージを軽減することが可能となる。


 

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