ポルシェ・911カレラSに搭載されている3.8リッターエンジンが、『インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー・アワード』で、“ベスト・ニュー・エンジン・アワード”を獲得した。
 
 今年で11年目を迎えるエンジン・オブ・ザ・イヤーは、英国の専門雑誌エンジン・テクノロジー・インターナショナルから、優れた性能のエンジンに対して贈られる賞である。

 今回受賞したダイレクト・フューエル・インジェクションを備える水平対向6気筒エンジンの最高出力は385馬力、最高速度は300km/hを突破したほか、ポルシェ独自のデュアルクラッチトランスミッション、ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)が初採用された。
 
 卓越したパワーとパフォーマンスを誇りつつ、911カレラSでは燃料消費量も大きく低減。とくにPDK仕様車は、8.5%のパワーアップを実現しながら 100kmあたりの平均燃料消費量はわずか10.2リッターで燃費を13%以上改善するとともに、CO2排出量についても約15%低減させている。


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