独ダイムラーは、メルセデス・ベンツの新型Eクラスクーペに、低燃費・低排出の新設計ディーゼルエンジンを搭載し、発売する。
優雅なたたずまいの外観を武器に、約15年ぶりに復活することになったメルセデスのミディアムクラスクーペだが、搭載されるエンジンは今の時代にふさわしい、優れた環境性能を有する。
そのニューモデルの特徴を象徴するのが、最高出力204hp、最大トルク51kg-mという十分なパワーを発揮しながら、燃費性能を100km走行あたり 5.1リットル(19.6km/L)という低燃費を実現した“E250 CDI ブルーエフィシェンシー クーペ”だ。
このディーゼルモデルは、最新のコモンレールシステムやピエゾインジェクターを備え、燃焼効率の高効率化を実現。従来の4気筒ディーゼルエンジンと比べると、出力とトルクがそれぞれ36%、47%向上しながら、燃費は17%アップ。CO2排出量も135g/kmときわめて少ない数値を達成している。
このほかにもガソリンエンジンで、低排出を実現した“E250 CGI ブルーエフィシェンシー クーペ”(204hp)や“E350 CGI ブルーエフィシェンシー クーぺ”(292hp)を揃えるなど、低排出モデルを中心としたラインナップを構築している。
Eクラスクーペは、欧州では2009年5月にも販売が開始される予定。ということは、今年中に日本に導入されることが期待できそう。エレガントでクリーンな新型メルセデスクーペの登場が今から楽しみだ。
ラベル: 2009年自動車ニュース
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